新型インフルエンザ ヒト型に変異している兆候

中国・上海で分離された新型インフルエンザウイルスの中に、ウイルスの増殖に関係する遺伝子がヒト型に変異しているものが見つかった。

新型インフル、ヒト型に変異発見 増殖しやすく? 上海 (朝日新聞 6月20日)

インフルエンザ・ウイルスの変異は、ウイルス内のタンパク質が変化することである。今回の研究結果によれば、37℃前後でしか増殖しないタンパク質(グルタミン酸)から、よりヒトの体温に近い33~37℃で増殖するタンパク質(リジン)への変化が確認されたという。

通常ヒトの平均体温は36℃前後とされるが、これは身体の核心部分の温度である。ウイルスが増殖するのは、鼻や喉(上気道)という部位で、ここの温度は33℃前後と核心部分の温度より低い。

ウイルスの変異と鼻・喉の温度を組み合わせて考えれば、新型インフルエンザがヒトの間で大流行を起こす兆候が出てきていると考えて間違いないだろう。



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